Ready At Dawnによって2017年にVRゲームとして発売された宇宙ステーションを舞台としたアドベンチャーゲーム「Lone Echo」のスピンオフタイトルが「Echo Arena」です。現実の身体をトラッキングしてアバターを動かし、VR上の無重力空間でディスクを投げ合い得点を競い合います。光線銃で戦いながらミッションをこなすPC限定のゲーム「Echo Combat」を含めて「Echo VR」というタイトル名称になっています。
端末
2017年7月にPCVR用「Oculus Rift」のマルチ対戦ゲームとして無料リリースされました。
2020年9月にスタンドアローンVR機「Oculus Quest」に対応。同機を象徴するゲームとして世界中で注目に。 現在は「Oculus Quest」「Oculus Quest2」で遊べます。
価格
基本料金は無料。990円の課金で、より多くのアバターが手に入るEchoパス会員になることもできます。
ルール
最大5人対5人で、インターネット回線を利用したマルチ対戦を行う。チームで連携して敵ゴールへディスク(バスケットボールにおけるボール)を入れれば得点となり、より多くのラウンドを取ったチームの勝利となる。
プレーヤー単体での移動や投球には速度限界が設けられており、現実の身体を利用したVReスポーツでありながら、現実の身体機能のみに結果が左右されず、性別や年齢を問わず楽しめる。
特筆すべき特徴は「無重力空間」であること。プレーヤーは体についたスラスターでコート内の高さを自由に移動ができるため立体的なゲーム展開が繰り広げられる。お互いを引き放しながら加速し続ける「リグラブ」というテクニックで時速100kmの高速移動や、相手の頭を殴ることにより一時的に自由を奪う「スタン」攻撃など、現実では実現不可能な試合が可能に。
国際大会VRML
VRMLをはじめとした国際大会も開かれています。日本のチームも多く参加しており、EAJCでは日本チームの試合のライブ配信を数多く行っています。
それぞれチームを結成し4人対4人で対戦を行います。日本はアジアオセアニアリーグに所属。シーズン中は各チーム毎週2試合を行います。